第二回目を迎えました今年の「アートフェア京都」も、多数の御来場者を頂き、関係各位の温かなご支援・ご協力のもとにつつがなく終了することが出来ました。
この場を借りて皆様に御礼申し上げます。

 

昨年は1フロア35室開催で始まったホテル型のフェアは、二年目に大きな成長を遂げることが出来ました。
試験的に導入した入場料デポジット制は多くの反響と売上の効果を獲得し、二年目は既に浸透した感がありました。
従来は「京都=美術の産地」あるいは「古典・伝統美術」の印象が強かった土地柄、マーケットとして成立・発展するのかが最も大きな課題でしたが、東日本大震災を経て日本の国力が危惧される中、美術業界においても西日本、とりわけ京都こそが東京に対抗し得る場所であり、歴史に裏打ちされ・国際的なブランド力を持つ唯一の地点であることを証明できたと思っております。



何より、このアートフェアを現場で体験して頂いた方々こそ、これからの京都、そして日本のアートシーン、アートマーケットを考える上で重要な体験をして頂いたはずであります。
私共実行委員会はまた新たな歴史を積み上げるため、一歩を踏み出して参ります。どうか引き続きご注目下さい。

以下に簡単ではありますが、今回の結果報告をさせて頂きます。





◎ 入 場 者 数


    インビテーション入場者   デポジット券購入入場者   チケット入場者合計   複数日にわたる来場者
(通し券入場)
                 
第一日目 5/20(金)  
4 0 0 人
 
2 5 0 人
 
6 5 0 人
   
   
 
 
   
第二日目 5/21(土)  
4 5 0 人
 
5 0 0 人
 
9 5 0 人
 
3 0 0 人
   
 
 
 
第三日目 5/22(日)  
4 5 0 人
 
5 0 0 人
 
9 5 0 人
 
7 0 0 人
   
 
 
 
   
 
 
 
合計数  
1, 3 0 0 人
 
1, 2 5 0 人
 
2, 5 5 0 人
 
1, 0 0 0 人
                 
                 

 

総 入 場 者 数
(初回入場者+通し券入場者) 3, 5 5 0 人




◎レセプションパーティー参加者数(完全招待制 / 20日(金)開催) 約200人

◎実行委員会主催トークイベント来場者数(21日(土)開催) 第一部:約70人 第二部:約40人

◎デポジット券利用数 三日間合計 226枚(還元金額 計¥452,000)

◎「東日本大震災復興支援・チャリティー作品販売室」売上 三日間合計 37点 ¥532,350
  ※売上の50%相当額(¥266,175)を後日、日本赤十字社を通じて被災地支援のために送金させて頂きます






以上をもちまして、実行委員会からの公式発表とさせて頂きます。
この数字に表れないフェアの活気、醍醐味、そして日本の中の京都の可能性は皆さんが感じて頂けたことと信じてやみません。

 

また来年は、二年続いた「アートフェア京都」を発展的に継承しつつ、新たな組織化の基に大規模な国際的アートフェアへと進化致します。
複数の会場を基点とし、京都市内のあちこちでアートイベントが繰り広げられることでしょう。
詳しくは後日、正式な発表までしばしお待ち下さい。

二年の間、実行委員会代表を務めさせて頂きました私 石橋圭吾も、来年は一委員として、大きなプロジェクトを支えたいと思います。
どうか皆様からの引き続きのご支援、ご協力、ご注目を頂けます様、心からお願い申し上げます。

 

また来年、京都で皆様とお会い出来ます様に!



アートフェア京都実行委員会代表 石橋圭吾(neutron)
2011年5月末日






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アートフェア京都2011 モントレホテル京都
※2011年開催は終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。